その店には人も、メインを張る料理も無い。いるのはおしゃべりな冷菓とドリンクたちだけ。さびれていくばかりのダイナーを、レトロなプリンがぷるぷると様子を見て回る。……ということで、あなたはすでにプリンです。ぜひ残された者たちの話を聞いてあげてください。